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超ロングブルベ ジャパングランドネ2025 北海道1200 納沙布岬 走ってきた Vol.2

8月11日  ジャパングランドネ2025 北海道1200 納沙布岬 スタート当日!

夜が明ける少し前にホテルを出てスタート地点へ。

私のスタート指定時間は 5:40ですが、スタート地点には5:00迄には到着している様に との事で早めに移動です。

 

スタート地点では、既に4時スタート組(120名弱)のスタートは終わっていて

6時スタート組:私も含まれる:5:40~6:00迄グループ分け(120名弱)が集まり始めていますね。

 

ここで、自転車の装備(ライト・テールライト・ベル等)や、ヘルメット・反射ベスト等の必須装備をチェックし

時間になれば順次スタートしていきます。

さぁ、JG北海道 1200km 北海道最東端 納沙布岬 往復 の 自転車旅 の始まり。

しばらくは市街地。

そして郊外へ。と順調に。

この日の予定&目標は、344.6Km  北見市自然休養村センター にソコソコ寝られる時間に到着する事。

 

北海道を走るうえで気にする事。

といえば、道が悪い! に尽きるかな? 本当にアスファルトが汚い。荒れている。(全て千葉から見て だけど)

コレは仕方の無い事 なんだけれど、冬には必ず凍結して春には溶けて を繰り返すから、風化しやすい

凍結したときの水分の膨張等も有り、10~15m毎に横溝が切ってあるのだけれど、当然走れば振動を感じる

車が走って横溝が崩れ、穴に成っている場所もある・・・多々ある。。。。

縦溝だって沢山有る。。。。

だから、道に対しては絶えず気を払う必要が有る。 と、千葉県人的には思うのですよ。

ほんと 北海道を走った後の千葉は、天国か?って思うほど道はキレイ。

車の運転は・・・・・・・・・ 千葉の方がハルカに荒いけどね。

 

そして 道の斜度! 基本 6%以上の斜度 は殆ど無い!のです。 部分的に7%位に成る事は有るけれど

10%なんて先ず無い。 その代わり、1~2%で延々20Km登る なんてのは普通

同様に、逆もアリね。

 

それを繰り返す事。。。長いねん。
 

で、今年の北海道は 暑い! そやぁ関東に比べたら涼しいんだろうけど メーター上の気温が32℃ とか表示している。

そして湿度もそれなりに高い。。。。汗が止まらない。ボトルの水がメチャクチャ減る。

50~60Km毎には止まる様にしているのだけれど、その都度 1L以上の水分を補給しているように感じる位

これ、1日で5~6L 飲んでるよな。 気を付けないとミネラル不足に成っちゃうよ。

そして水分の取り過ぎ?で、胃腸も疲れちゃうと食事が満足に食べられなくなる。

ソウナッチャウと 1200kmなんて走れないから、内蔵の調子やその他には気を付けないとね。

ロングライドの時は、速く走る よりも、確実に走る事が最も大事だと思うのですよ。

 

そう、初日から思っちゃうほどに色んな意味で、厳しいブルベに成るかな?

まぁ、ルート的にはそんなに難しいコースじゃないから、風向きと気温と体調 が重要ね。

 

なんて思いながらのペダリング

初日の225Km辺りが 今JG北海道の最高標高地点 北見峠:857m 

明るいうちに越えられたのが良かったよね。 そして遠軽から北見へ向かう途中の金華峠

登り始めて直ぐに道が濡れている。 雨が降った後の様。 これ・・・・1時間前だったら降られてた?

ある意味 遅くて助かった???? 登りきる迄道は濡れた状態だったので、泥除けつけてて良かったよ。

初日 344Km  ザックリ17時間 で走破

北見自然休養村センター に到着  ココが、JG北海道中 最大のコントロールポイント と成っている事で

ドロップバック(着替え等)も送って有るし、宿泊もお風呂も食事も用意されている。

メッチャ助かる~~~~~~

到着後、寝床の確保とお風呂!
その後に夕食!

カレーと サラダ と メロン で。

カレーは食べ放題 だけれど、胃腸の事を考えて 大盛位で。

 

ココで4時間チョット寝て 翌日朝 5時頃 再スタート予定

朝食もシッカリ食べれるし、ホントに有難い。

予定では、1日でココに戻ってくる予定(433Km)だが・・・・・・

他の参加者と話をしていたら、途中 復路の別海町町民体育館 に泊まれば294.5Km との事。

まあ、この 北見~別海 間に 美幌峠:486m が有る訳で・・・ 往復 これを登るって予定

で、走り出し。

う~ん・・・登りが長い。 美幌町から30Km登り続けるって事だよね。

やっとの思いで 登り切り・・・・・

屈斜路湖 を望む 美幌峠

 

あ~~~登ったな~ と言う感じ

さぁ、ココからダラダラと下って、PC6 別海町町民体育館 までガンバロウ

別海町町民体育館 も宿泊・シャワーと食事の提供が有る 大きなコントロールポイント。

ココまで、北見~別海間 139km に7時間弱 ちょっと待て・・・・時間かかり過ぎチャウか?

別海町町民体育館で食事と小休止をして再スタート。目指すは 北海道最東端 納沙布岬!

実際にこのブルベの折り返し地点 & ある意味 目的地

が・・・・平坦なのよ。とは言え、アップダウンも有るのよ。

なんていうのかな。。。。。飽きる。。。

だけれど、別海町町民体育館で知り合いに合流出来たので、納沙布岬まで一緒に走る。

他にも走りながら 途中数名拾って。。。。トレイン組んで走れたので、一人旅ではない ってのは有難かった。

 

そして到着

 

北海道最東端


 

納沙布岬

自転車乗り アルアルな一枚

 

さぁ、折り返すか!

 

途中で日没を迎え 

夕日~マジックアワーの海沿いは、景色的ご褒美

 

走りながら、悩む・・・・・・

別海町町民体育館まで50km・・・・・

北見市自然休養村センターまで 190km・・・
う~~ん。。。。今の状態でアレ(美幌峠)登るのか?? 下りが真っ暗だよな。。。

と悩む理由が、この時 右膝に痛みが。。。痛み止め飲めば問題なく走れているのだけれど。。。

う~~ん・・・・・
で、結局 別海町町民体育館 で仮眠する事に。 コレが吉と出るか凶と出るか? は、終わればわかるでしょ?
別海町町民体育館には 20時過ぎには到着。

結局この日は 300Km 16時間 って事で。

別海町町民体育館 で シャワー浴びて、食事して 仮眠。翌朝2時頃スタートすれば、明るくなってから美幌峠を・・・と。
ただし、ドロップバックはココには無い。なので、充電等が出来ない。
GARMINやライト類は問題ない。 スマホが。。。。チョットヤバイかな? ま、切れても北見でモバイルバッテリーをピックアップすれば良いでしょ。
って事で、仮眠です。ってか、4時間弱 布団で寝てますが。

そして3日目! 当初は、この日は200km以下で楽勝 だったハズが・・・・ 340kmに成っちゃった?
朝2:00 仕方ないよね。 先ずは 北見自然休養村センターを目指そう。
弟子屈まで50km ダラダラと1~2%の登り。ここに新千歳空港で食べた 弟子屈ラーメンの本店が!
と言っても早朝過ぎて(5:00)開いて無い!
 

途中・運営スタッフが 撮ってくれた

元気そうに見えるけど、結構コタエテル・・・
 

美幌峠まで30km 最後の7kmが5~7%の登り ソコまでは細かいアップダウン。
取りあえずコレを越える事を目指しましょ。 そして北見自然休養村センターへ無事到着 を目指しましょ。

*復路の美幌峠から屈斜路湖を撮りたかったのだけれど。。。。。スマホのバッテリー切れ。。。orz  やはりかw
PC9 北見自然休養村センターに到着したのは 10時過ぎ。

この140kmで8時間 かかってる。  寝ずに走っていたら、もっと掛っていた と思うと
寝て良かったのかな。 とは思うんだけどね。
今回の北見自然休養村センターでドロップバックの返送の手配を行う。
服を着替え、食事をし、翌日まで走るのだから、着替えと充電出来る用意等を走る装備に追加。
&使わないな・・・と思う物を返送 等荷物の入れ替えを。
全てを終わらせて、さて仕切り直して193.6km PC11 
清水町農業研修会館を目指しましょう。

 

当初は、この北見~清水町の区間は、比較的楽勝? と思っていたのだけれど、実際は全く違った。

先ず、道の荒れ方 と言うか細かく荒れている。なので、進まない。バイクが跳ねちゃう区間が結構あるんだよね。

それも30km/h弱位が跳ねる。かと言って、それ以上の速度なんて・・・出ないし・・・・・

って成ると、自然と25~20km/hに・・・・・・ コレってチョット遅いかな?と思うし。

 

3年前に 北海道で1000kmを走っていたので、道の悪さは理解していたから

今回のバイクのタイヤを 40Cに変更&低圧(40psi前後)での運用だったので、これは正解。

先ず、横溝は殆ど気に成らない。(縦溝はヤバイヨ) 跳ねるのは少し左右どちらかに寄って、跳ねにくい場所:ラインを探せば・・・・

この対策?仕様のおかげでカナリ楽には走れていると思うんだけれど・・・・


&前日からの膝の痛さが、結構な状態で・・・

途中のドラッグストアでテーピングテープを買って、右膝を補強

と言っても誤魔化しみたいなモノだけれど。

 

流石に3日目 既に700km以上を走ると、あまり経験のない各部の疲労 が出てくるけれど

それも超ロングライドの中のスパイス というか、何だろう・・・あまり経験できない事が経験できてる感??

手のひらが痺れてくる とか 肩・首の疲労が とか 普段でもある程度の距離を走れば出てくるモノが、もう当たり前のように。

この辺は、少し高めの位置設定にしている DHバー を使う事で、それなりに軽減できる事が判明。

上半身全体の疲れも軽減出来そうなことも分かった。 速さ<楽さ に振ったポジションって大事だねw

 

って思いつつ距離を稼いで。

清水町に向かうまで 残り100km   ココから50Km 数度のピークを繰り返しながら登り続ける感じ 後半25Kmはひたすら登り

まぁ、5%以下の斜度なんだけど。 もうね、、、ココまで来たら、標高差200mを 平均勾配 1%で20Kmかけて登るのと 平均勾配5% 4kmで登るの、どっちが良い?と聞かれて

平均勾配5% 4km! って答えそうな自分がいる(;^_^A  普段だったらゼッタイそう言わないと思うけど。。。。

なんて考えながら走っていたら・・・

ん??? ポツポツ???

これまで、道は濡れていて、、、、、は数回あったが、実際に降られた事は無いんだが・・

ん~~~ どっちだろう? と、止まって雨雲レーダー確認

うわ~~~~向かう方向のすぐ横に 真っ赤な表示

丁度走るコースが雨雲の境目当り。 少しでも雨雲の位置が動けば、全く降らない or ドシャ降り って感じ。

う~~~ん

悩んで、私は上だけ レインジャケットを着る事に。

降られて体温下がる事を敬遠した って感じかな。

結局は、この先 降ったり降らなかったりを繰り返して、結局はどちらが正しかったかのか? は分からないけれど

自分的には快適だったから、着て良かったんだろうね。

 

今回使用したレインジャケット

モンベル サイクルドライシェル(廃番)

GORE-TEXのシェイクドライを使用した 軽量&透湿性抜群のレインジャケット

雨雲と追いかけっこ?しながら 辿り着いた PC11清水町農業研修会館
ここでも、簡単な食事 と シャワー そして仮眠が取れます。
仮眠 って言ってるけれど、

北見自然休養村センター は 和室1室 4~5名 で 布団アリ

別海町町民体育館 は 体育館 で マットレス&毛布 

清水町農業研修会館 も 体育館 で マットレス&毛布
横になって、マットレス等使って手足を伸ばして寝られる。
それも、シャワー等浴びた後に楽な格好に着替えて  って思えば

十分な設備かな? と思うのです。 ブルベ中だしね。
無料(参加費に含まれるとは言え・・)で提供してもらえる なんて、ホントに有難い。

ここはある程度しっかり寝て、翌日残り234.7Kmを残すのみ
比較的朝はゆっくユックリ目に起きて、 とは言っても5時ですが。


さぁ、最終日 先ずは 標高643m 狩勝峠を目指します。
ここ・・・前回の1000でも走ったな。。。
お天気は・・・・・ 霧の中? あたり一面 真っ白

 

登りきった狩勝峠・・・・・・ ココで大体1000km

真っ白!


本来であれば

こんな感じで十勝平野が・・・・・#2022年の写真

 

さぁここから下って、富良野を目指そうか。

富良野と言えば

えっと・・・・・パッチワークのような畑が。。。。。全面茶色いねん

 

なんて思いながら。

 

この先 美唄市まで下れば、残りは平坦・・・・なんだが~~~~~

なぜか向かい風。 結構な向かい風。 トレイン組みたいんだが・・・・・誰も居ない????

お~~~い 一人で向かい風(畑の中の1本道 40Km)かよ。シビレマスネ

やっとの思いで辿り着いた 最終PC 残りは38km  ココで、少し休んでいたら、他の参加者達も。。。

ココからは声かけて、ご一緒させて頂く事に。

残り38km 他の参加者一緒に走れて、イイ思い出に。

ゴールは、暗くは成ったけれどそれでも20時頃にはゴールでき、いや~~~~ なんか、チョット自分に感動。

 

走った軌跡がブルベカードに

今回のJG北海道のメダルは、後日出来上がり次第 って事で、このメダルは オダックスジャパン20周年 の記念メダル

 

正式記録走行時間 86時間11分

 

走行データ(GARMIN上)

走行距離 1211.48km

走行時間  86時間14分

総平均速度 14.0km/h

実走行時間 57時間38分

実平均速度 21.0km/h

使用バイク Project-K 052 CRTR-01

使用メーター GARMIN EDGE1040Soler + 拡張バッテリー


さぁ、ホテルに戻って、シャワー浴びて。。。。。

ほんと、疲れ様でした!

 

 

 

 


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