前回ご紹介した　レフトドライブを実現する為に

その為に新しく考えたのが、このリヤハブです。

と言っても、単にレフトドライブの為だけなら

ネジを逆に切り、逆ネジのリヤコグを作ればよいって言う

結構単純な話に成るんですが・・・・・・

それじゃ　レフトドライブ専用なんていう、全く潰しのきかない物に成っちゃいますよね。

 

そして、このハブの検討に入った時期に聞いた話が・・・・

トラック ナショナルチームがトンデモナイギヤで練習してる？？？と？？？

なんと、リヤコグ・・・9T　だって？？？

 

いやいや・・そんなの純粋に付かないでしょ？

だって純正のネジ径よりも小さいコグサイズだし・・・

って思ってたら・・・・

有るんだ・・・・

でも、これだとチェーンラインが外に寄り過ぎる＆チギレルラシイ・・・・

ちぎれるって・・・・・・

競輪選手って人間か？？？　、あ。。。。2000Ｗ出る人達だった(;^_^A

 

って事で、良いのが出来ない？

と相談を受け・・・

 

んじゃ、纏めて出来る方法考えよう！

って事で

古くからの友人（メーカーの本職さん） コンちゃんに連絡・・

「これこれ　こんな理由で、こんな形のハブって作れない？」　と。

 

え？？　文章で送りましたよ。

かなり、適当な説明だったけど。。

 

そしたらね～～～～

話に乗ってくれたんですよ。

持つべきものは友！　とはよく言ったもんだ。

何度かのやり取りの中で図面が来て、手直し頼んで・・・・

 

で、サンプル作ろう！　って話に成って。

 

出来上がったのがこのハブ。

まだ世界に５個しかないサンプルです。

 

9Ｔ～15Ｔまで、交換可能

駆動方向の限定なし

チェーンラインは当然従来と変わらず

ギヤの固定方法等も含め

まだまだ粗削りな状態ですが、これからブラッシュアップしつつ・・ですね。

え？？　需要？？

そうですね。。。日本だと　競輪選手の一部・・・

トラック競技のトップ選手・・・位かな？

でも、世界的には需要有るでしょう

 

＆レフトドライブに誰でも（どんなメーカーでも）挑戦できる環境を作ったと思えば(o^―^o)ﾆｺ

 

この企画が羽ばたくかどうか・・

日本の完成車ブランドが理解できるか？？？

そんなのコレからでしょうが、荒唐無稽な話に乗ってくれて

カタチにしてくれたコンちゃんに最大の感謝を！

そして、最終的には、許可をして頂いたハブメーカー様

DIACOMPE 様に も感謝をいたしております。

 

このハブは、Project-K と DIACOMPE との共同開発 です