カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2023年9月 (4)
- 2023年8月 (3)
- 2023年7月 (1)
- 2023年5月 (5)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (4)
- 2022年12月 (2)
- 2022年10月 (3)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (6)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (4)
- 2022年5月 (2)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (1)
- 2022年2月 (2)
- 2022年1月 (2)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (5)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (3)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (1)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (2)
- 2020年12月 (3)
- 2020年11月 (3)
- 2020年9月 (3)
- 2020年8月 (1)
- 2020年7月 (1)
- 2020年6月 (1)
- 2020年5月 (2)
- 2020年4月 (3)
- 2020年3月 (3)
- 2020年2月 (4)
- 2020年1月 (5)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (4)
- 2019年8月 (4)
- 2019年7月 (6)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (9)
- 2019年3月 (4)
- 2019年2月 (9)
- 2019年1月 (10)
- 2018年12月 (7)
- 2018年11月 (7)
- 2018年10月 (7)
- 2018年9月 (3)
- 2018年8月 (10)
- 2018年7月 (7)
- 2018年6月 (3)
- 2018年5月 (6)
- 2018年4月 (6)
- 2018年3月 (11)
- 2018年2月 (15)
- 2018年1月 (9)
- 2017年12月 (10)
- 2017年11月 (8)
- 2017年10月 (9)
- 2017年9月 (6)
- 2017年8月 (6)
- 2017年7月 (7)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (15)
- 2017年4月 (5)
- 2017年3月 (2)
- 2017年2月 (2)
- 2017年1月 (2)
- 2016年8月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年4月 (2)
最近のエントリー
HOME > ブログ > Project-K オリジナル > チェーン ワックスの進化
ブログ
< KASK Protone ICON 使ってみた! | 一覧へ戻る | カーボンスポーク はじめます >
チェーン ワックスの進化
今、当Project-K で 一番話題と成っている&一番ご注文頂いている物(?) と言えば
チェーン の ワックス加工ですね。
耐久距離 600Km
チェーンもギヤも汚れない
恐ろしく抵抗が少ない
等、良い事づくめ。
なんですが、そのままで終わっちゃ楽しくない。
って事で
またもや独自配合&独自進化・・・させてみました。
ベースと成るのは、やはり最も性能的に優れてると思える
MoltenSpeedWax
欠点を上げるとすれば、耐水性(降雨時の抵抗)が、若干落ちる
*間違えないでください。雨天性能も各社有名チェーンオイルを軒並み押さえて高性能なんです。
ですが、1番じゃない って事です。
何故なんだろう? と思うと、タブン ベースに成ってるパラフィンなのかな?って事で
降雨時耐久性に優れた物を添加
で、走ってみたのがコレ
良いだけど、もう少し潤滑性能上げられないのかな??
と悩んでたんです。
MoltenSpeedWax の潤滑(極圧性能)を受け持ってるのは、二硫化モリブデン
言わずと知れた、添加剤の王道ですよね。
モリブデン入りオイル とか グリス ってよく見ます。
実際 当店オリジナルの ナスカルブWith M (モリブデン入り) は
一昨年の競輪グランプリ 取っちゃいましたし。。。。。
でも、その上いけないのかな?
で、辿り着いたのがコレ
こいつ 二硫化タングステン(WS2)です。
特性的には、二硫化モリブデンの完全上位互換だと思ってください。
価格も・・・・・・でした(;^_^A
その上で、
当店では オリジナル配合のチェーンワックス として、二硫化タングステン を配合しました。
最初は、配合量間違えて多すぎたりしましたが、今では、安定した量を見つけて問題無し。
コレが、タングステン入りワックスコーティング後
チョット黒っぽく成ってます
耐久性も変わらず600km~700km
雨天性能も若干良くなった??(雨天時連続走行テスト出来てません!*やりたくないかも)
潤滑性と言うか、軽さ は、初期より良くなったと思います。
*プラシーボの可能性も有るんだけど、悪くなってないってのは言える
って事で、現在のProject-K ワックスコーティングサービスは
この 二硫化タングステン(WS2)入り ワックス を使用した物に成ってます。
価格は据え置き ¥1,000-/1本・1回
当然 再加工も出来ますよ。
又、これはテスト として行っているのですが
チェーン自体を 二硫化タングステン コーティングし その上からワックス加工をしたらどうなるか。。。
途中結果としては、良いのだけれど・・・・・・・
です。
一度ワックス加工をした使用済みチェーンを加熱&洗浄し、その上からタングステンコーティング
更にワックス加工してみたのですが、
一番下のワックス層が完全除去出来ていなくて
最下層のワックス層と、タングステン層が剥離というか、削れるのが早い と言う事に。
ただし、抵抗感は一番低いかも・・・・
ん???失敗ではなく、ある意味成功?? 決戦仕様??のベースに成る??
もう一つのテストが
新品チェーンを洗浄&脱脂後、タングステンコート → ワックス加工した物
これは、金属表面に対しての二硫化タングステンの密着率が高い為、チェーンからの隔離は無し。
んで、ワックスとの親和性も良い。
駆動抵抗も低い
と良い事づくめ のようですが、圧力が掛かる部分で、最下層のタングステン層が潤滑の為に滑り崩壊をして
薄く剥離しちゃう。。。とその上のワックス毎居なくなっちゃうじゃん! って事に気が付きました。
とは言え、100km位は持ちそうです。
ちょっと待て・・・・100kmじゃダメじゃん・・
って事で、タングステンコーティング は 使い方を検討中
もしかしたら、ワックスコーティング 後 100km程度走ってアタリが出た所で
タングステンコーティングを行えば、それから50~100kmほど最も抵抗の少ない状態に出来るかも?
う~ん。。。決戦用すぎないか??
でもタングステンコーティングが剥がれた後は、ワックスコーティングと同じ性能なんだから問題ないか。。
ん???? どうなんだ???
又これはこれで、検証か???
これ、、、いつ終わるんだ(;^_^A
カテゴリ:
(サイクルコミュニティー Project-K) 2022年6月 2日 12:56
< KASK Protone ICON 使ってみた! | 一覧へ戻る | カーボンスポーク はじめます >
同じカテゴリの記事
カーボンスポークって、どうなんだろう?・・・だから!
ここ1年位かな? 大手数社からカーボンスポークを使用したホイールが出ていますね。 おかげで、カーボンスポーク使わないんですか? と聞かれる事も何度か。。 カーボンスポークを使うメリッ...
ブレーキローター 届いたぜ
あまり知られてないですよね・・・・・・ Project-Kって、8年前から自前でディスクブレーキ用 ブレーキローターを調達してたんです。 って話は置いといて 欠品して...
13S! はどうでしょ?
世の中、12S(速)で盛り上がってますが、Project-K的には13S に対応しました ってお話です。 ね。 13枚付いてるでしょ。 これは、Campagnolo(カンパ)のグラベル用コ...
ECR-01用 ユニットが届いた
Project-K オリジナル カーボン E-ROAD ECR-01 用の モーターユニットがやっと届きました。 2月の春節~コロナ騒ぎで遅れに遅れ、こんな時期に成ってしまった。 ...
オリジナルフレームに求めるモノ
Project-K が自転車店 ながら オリジナルのフレームを出しているのは そして、そのフレームには何を求めているのか これって、あまり書いてこなかった気がして。 ...